ソフトボールの正しい投げ方のポイントは
ボールをしっかりと握れているか?
ひじを上げて投げられているか?
全身を使って投げられているか?
投げる瞬間に顔が相手の方に向けられているか?(軸がぶれていないか?)
肘を前に出して投げられているか?(バネを利用できているか?)
の5つです。
特にソフトボールの投げ方でこの5つの中で初心者の人はひじが下がっていたり、手投げになって体がをつかえて投げられなかったりします。
しかし、きちんと正しく投げられないと、単純に速いボールや遠くに投げられないだけでなく、肩やひじなどを痛めてしまう原因となってしまいます。
ですので、正しいフォームで投げれるようにならなければなりませんが、一度癖がついてしまうとなおすのも苦労します。
初心者のうちから正しいフォームを身につけることが、パフォーマンス向上とけがの防止につながります。
ソフトボールの投げ方を初心者が正しいフォームで投げられるようにするための練習法をご紹介します。
正しい握り方や基本姿勢を身につける
ボールの正しく握る
利き手でボールを軽く握り、上に軽く投げて利き手でボールを捕ります。
その時の手が、自然な握り方になっているのでその時の感触をしっかりと覚えます。
通常は人差し指、中指、薬指で握りますが、手が小さい人はわしづかみでもいいです。
ただ、親指が上に来ないように気を付けましょう。
正しいフォームを身につける
缶コーヒーなどの缶を用意します。
上の部分を全部切り取り、中に砂を半分ぐらい入れます。
利き手の親指と人差し指二本で持ち、ボールを投げるように足を高く上げ、踏み込みます。
腕を前後に開いていき、両腕を型の高さまで引き上げ、肘を90度にしたところから缶の中身がこぼれないように手首を返します。
前足に体重を移しながら、缶を振り下ろします。
顔はこの時、投げる方向を必ず見続けています。
正しいフォームで手首を返していれば、砂をこぼすことはありません。
実際に投げてみる
ボールを地面にたたきつけて投げる
ひじを高く上げ、足元にボールをたたきつけるようにボールを投げます。
この練習でひじを高く上げる感覚を身につけます。
初心者の、特に女子ですがいわゆる「女投げ」というひじが下がって投げてしまう子が多いです。
ひじが上がっていないと、無理な姿勢で投げることとなりけがの原因となります。
特に成長期の子供には丁寧に指導してください。
足を動かさずに投げる
足を肩幅より広めにあけて、投げるほうに利き手と反対側の方を向けます。
両腕をあげて両肩の高さまで腕をあげます。
腰をひねり正面を向きながらボールを投げます。
このとき、投げるほうをきちんと見ます。
正しい腕の振り方と、グローブを付けているほうの手の使い方の練習にもなります。
腰を回転させて投げる
投げる方向に、地面にラインをまずひきます。
両腕を肩の高さまで広げてライン上に立ち、利き腕をあげてボールを投げる姿勢になります。
腰をひねり、体を正面に向けながらボールを投げます。
投げるときの体の使い方の感覚を身につける練習です。
一つ一つの動作を確認しながら、投げてください。
まとめ
はじめてボールを投げる子供や初心者にとって投げることは意外と難しいものです。
「投げることは別に教えなくてもできるでしょう」と思うかもしれませんが、正しいフォームでとなるとなかなか独学では難しい部分もあります。
特にソフトボールは大きいので握りにくいので握り方から丁寧に教えてあげる事が重要です。
またボールに慣れさせるのが一番初心者にとっては重要ですので、丁寧に指導しなければなりません。
投げ方を正しく覚えないで、適当な投げ方を覚えてしまうとなかなかクセをなおすのは難しいです。
ケガの防止という面でも、正しい投げ方の指導は重要になりますので、この練習メニューを参考にして頂き正しいフォームを身につけるように心がけてください。