ソフトボールは塁間が短いため、ルール上野球のようにリードが出来ません。
そのため、盗塁する場合野球とは違ったポイントがあります。
そのソフトボールでの盗塁のポイントと練習方法をご紹介します。
ソフトボールでの盗塁のポイント
離塁のタイミング
野球もソフトボールも盗塁のポイントはいかに早いスタートを切るかです。
しかしソフトボールは野球とは違いピッチャーが投球でボールを手から離すまでベースから離れるリードが出来ません。
もし離れてしまえばアウトになってしまいます(離塁アウト)。
塁に出ると必ずベースからのスタートになります。
つまり、いかにピッチャーの投球動作に合わせてタイミングよくスタートが切れるかがポイントになります。
早くスピードに乗る
ソフトボールは18.29mの塁間を3秒前後で走るスポーツです。
塁間の約3分の1の6mを1秒、0.5秒で3mというコンマ何秒のスピードの世界です。
いかに効率よくトップスピードになるか、重要になってきます。
スタート後はある程度前傾姿勢で走ります。
あまり早くに体を起こしてしまうとスピードに乗れなくなってしまいます。
ピッチャーの配球を読む
キャッチャーは変化球を捕球後、すぐに送球に移れないので盗塁の成功率をあげるチャンスになります。
ですのでピッチャーの投げるボールを予測することは盗塁成功のポイントの一つなのです。
盗塁の練習の前に確認しておくこと
先ほど述べたようにソフトボールは、ピッチャーが投球でボールを手から離すまでベースから離れるリードが出来ません。
塁に出ると必ずベースからのスタートです。
ベース上の構えは「ベースを挟む」「後ろ足をベースにかける」「横向き」の3つがあります。
速さはもちろんタイミングの取りやすさ、スタートのやりやすさなど自分に一番向いている構えを探しましょう。
盗塁の練習方法
ベース上での自分の構えが決まったら盗塁の練習をします。
離塁のタイミングをつかむ練習
まずピッチャーとキャッチャーを置きます。
ランナーは1塁ベース上で離塁の体勢をとります。
ピッチャーに実際に投げてもらい、ピッチャーの投球動作に合わせてスタートを切ります。
この練習を繰り返します。
スライディングの練習をする
スライディングはいくつか種類がありますが、まずは基本の足からのスライディングが出来るように練習しましょう。
始めはベースのないところで低い体勢で構え、片手をついて体を投げ出します。
片足を曲げ、勢いをつけて体を前に運びます。
出来るようになったら実際短い距離を走って、スライディングをしてみます。
はじめは、砂場などで行います。
慣れたらグラウンドで行い、だんだん距離を伸ばしていき最終的には全力でスライディング出来るようにしましょう。
ひざなどで滑らず、おしりで滑るようにしましょう。
また、ケガの原因になるので伸ばしたほうの足の裏を相手に向けない様気を付けましょう。
まとめ
○盗塁のポイントは「タイミングよく離塁すること」「早く効率よくスピードに乗る」「ピッチャーの配球を読む」こと
○タイミングよく離塁するためには自分に向いているベース上の構えを見つけておくこと
くりかえしになってしまいますが、ソフトボールはピッチャーが投球でボールを手から離すまでベースから離れるリードが出来ません。
いかにタイミングよくピッチャーの投球動作に合わせて離塁しスピードに乗るかが一番重要になってきますので、くりかえしタイミングの練習をすることをおススメします。
また、素早いスライディングもポイントになりますので繰り返し練習しましょう。