ソフトボールで指導者が女子が練習で気を付けること

ソフトボールの女子の練習と言っても、基本的には男子とあまり練習は変わりません。

それは実際、男子だから女子だからとプレー内容が変わるわけではないからです。

ただ、初めてソフトボールを経験する男子と女子ではスタートラインが違う場合が多いです。

基本的に男子でソフトボールをやろうと思う子はなかなか珍しいですが、だいたいキャッチボールぐらいはやったりバットを振ったことぐらいはある子が多いと思います。

あとは野球が好きな子が多いと思うので、大体のルールはわかっていたりします。

女子はソフトボールをやろうと思うきっかけはもちろんやりたくてチームに入る子もいると思いますが、中学や高校の部活にあるので入ってみよう、というパターンも多いです。

ですので、キャッチボールやバッティングはほとんど経験がない、ルールもいまいちという子も珍しくないです。

とくに成人してから行う場合は男性の初心者と女性の初心者では全く違うことが多いです。

このように「体力測定ぐらいでしかボール投げたことがない」「グローブをはめたことがない」「バットをほぼ振ったことがない」という点も踏まえつつ女子特有の問題も踏まえ、女子の練習を指導する上で気を付けることをお話しします。

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人間関係を良好にする

人間関係において会社でも学校でも先輩後輩があれば、必ず上下関係というものが存在します。

特に女子の場合はこの上下関係が厳しかったり、人間関係のトラブルなど男子より多いのではないでしょうか。

もちろん最低限の上下関係は必要です。

しかし、この人間関係や上下関係のトラブルによってソフトボールが嫌になってしまってはもったいないです。

ですので最低限の上下関係以外はあまりソフトボールに関係ない上下関係は極力持たないように指導しましょう。

この指導でより上も下ものびのびと良い関係、明るい関係、楽しい関係を築くことができ下級生ものびのびプレーすることができます。

具体的には、練習も道具の準備や片づけなど全員で行うなど何でも「全員でやる」ことによって人間関係は良好になるのではないでしょうか。

基本のその前から教える

初心者の子は本当に全く何も知らない子が多いので、基本のそのひとつ前ぐらいから教える、ということを意識してください。

ボールの握り方から教える

私の経験上、男の人にはボールの持ち方を聞かれても「二本指か三本指で握りますよ」と言えば理解してくれます。

しかし、中学や高校で一緒にプレーしていた仲間には手が小さいわけでもないのにずっとわしづかみしている子がいました。

ですので、まずボールの握り方を教えてあげてください。

特に女子は本当にきちんと見本を見せて握り方を教えてください。

手が小さい子はもちろんわしづかみでもいいのですが、ボールをしっかりつかめるやり方を教えてください。

また、成長と共に手が大きくなったときは二本指、または三本指で握ったほうがいいのでその握り方も教えてあげてください。

その子には弐本指がいいのか、三本指がいいのかわしづかみがいいのかも指導してください。

バットのグリップの持ち方から教える

どっちの手が上なのかさえもわからない子もいますので、まずグリップの握り方から教えます。

いろいろなにぎりの中から、自然でリラックスして構えられる握り方を探してあげてください。

スタンスについても何となく立っていることが多いですので、スクエアスタンス、クローズスタンス、オープンスタンスを教えて自分に合ったスタンスを探してあげてください。

グローブの手入れの仕方の指導

グローブできちんとボールをキャッチできるようにするためにグローブの手入れの方法も教えてあげてください。

まったく知らない子が多いと思います。

跡形のつけ方も指導してください。

私の経験ですが、中学・高校の時のチームメイトで手入れしていない子は結構いました。

やり方を知らない子が多いので教えてあげて、グローブのチェックを定期的に行ってください。

まとめ

ソフトボールの練習で指導者が特に初心者の女子を指導するときに気を付けることをご紹介しました。

練習以前のことばかりですが、男性指導者は女子は人間関係が複雑なことと初心者は全く分かってない事が多いということを留意して指導して頂ければと思います。

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