ソフトボールの左打ちへの転向が有利な理由

ソフトボールは左打ちのほうが有利と言われています。

ソフトジャパンでも17人中7人が左打ちです(うちピッチャーは4人)。

うち、右投げで左打ちなのは6人です。

右利きなのにそれでも、左打ちのほうに転向したほうが有利なのでしょうか?

その理由をご説明していきますね。

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左打ちに転向したほうが有利な理由

一塁までの到達が右バッターより早い

左バッターのほうが1塁までの到達が右バッターより早いといわれています。

日本リーグ選手参考ですが、右バッターが普通に打ってから走ると一塁まで3秒後半から4秒かかり、左バッターだと3秒代半ばです。

その理由を説明します。

単純に距離が近い

バッターボックスから1塁までの距離が、右バッターより左バッターのほうが近いです。

それは野球にも言えることですが、ソフトボールは野球より塁間が短いのでより有利です。

最初の一歩が左打ちのほうがしやすい

左バッターはスイングしたとき、足が1塁側にむき、スイングも1塁側に向かって行っているので体が1塁方向に向かっているので、スイングの流れのまま1塁に走っていけます。

バットをスイングしたとき右バッターですと足が左3塁側に向いていますし、スイングも三塁側に向かっていしてるので体の動きは3塁側に行っています。

それを引き戻して1塁方向に向かって走っていきますので、時間が左バッターのほうが短く済みます。

右ピッチャーの投球が見やすい

相手が右ピッチャーのだった場合、右バッターだと自分の背中側にピッチャーの投球を見ることになります。

首を左方向にひねるような形で球離れするところを見なければなりません。

逆に左バッターはピッチャーの手元正面に捉えやすく、自然に球離れするところを見れます。

ですのでボールの軌道が判断しやすいといわれています。

左ピッチャーより右ピッチャーのほうが断然多いので左バッターのほうが有利と言われています。

ですが、これに関しては右バッターが右ピッチャーを苦手かというとそうでもないので、右バッターが見にくいと感じているかは別だと思います。

右利きなのに左バッターに転向するべきか

左バッターへの転向は本人の希望やチームの考え方、その選手がどのようなタイプのバッターなのかにもよると思います。

例えば、足が遅くて左バッターに変えたぐらいでは内野安打など増えそうにないタイプなら転向の意味はないと思います。

他にも、右バッター歴が長かったり、不器用なタイプ、右バッターでガンガン打っている長距離打者タイプなどは右バッターのまま転向しないほうがいいと思います。

では、逆に左バッターへの転向が有利なタイプは足が速い俊足タイプ、器用な人、初心者がおススメです。

足が速い人でしたら、ますます出塁率は上がると思いますし、右バッターでは意味のないスラップも使うことができます。

また、バントなどでの出塁率も上がり攻撃の幅が広がります。

器用な人ならば、練習すれば左バッターに転向すること可能だと思います。

初心者の人はクセがまだついていないので、自然に左に慣れると思います。

まとめ

○左打ちのほうが右バッターより一塁までの距離が近い

○左打ちのほうが一塁までの最初の一歩が早い

○左打ちのほうが一塁までの到達時間が短い

以上の理由で左打ちのほうが右打ちより有利になります。

左打ちへの転向が有利なタイプは初心者、足が速い選手、器用な人です。

ただし、本人の希望もあると思いますので本人の希望に従って、転向するか転向しないかは決めてください。

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