ソフトボールプレーヤーであれば、子供から大人までどんな人でも飛距離を伸ばしたい、できるだけ遠くに飛ばしてホームランを打ちたいと思うでしょう。
単に遠くに飛ばしてホームランにするだけでなく、戦略的に外野への犠牲フライを狙うことがあると思います。
必要な時にその外野への犠牲フライをきちんと打つということはチームにとってもとても重要なことです。
そこで、ソフトボールのバッティングでの飛距離を伸ばすコツと、練習法をご紹介します。
飛距離を伸ばすコツ
長打のバッティングには、ボールをミートした瞬間に100%の力をボールにぶつけるということが必要です。
長打を打つためにはパワーも大切ですが、スイングの速さも大切です。
フルスイングが必須というイメージもあると思いますが、下半身のひねりを上半身にそしてバットに伝えることが重要で、むちのようなしなりを生み出すことがパワーにつながります。
つまり体を大きく使ってバッティングしなければボールは遠くへ飛びません。
体を大きく使うということは、腕の力だけでなく背筋などの体幹、下半身の力など体すべての力をボールに伝えるということです。
とくに最後の手首の押し込みはボールに強い反発力を生み、飛距離を伸ばすのに重要になってきます。
つまり、長打に必要なものはミートをしっかりしてスイングの速くしてむちのように体を大きく使い、しっかりと手首で100%の力をバットを押し込むことが飛距離を伸ばすコツです。
飛距離を伸ばす練習法
スイングを速くする練習
普段の素振りやバッティングを常にフルスイングで行いましょう。
3種類の重さの違うバットで練習をします。
ちょうどいい重さのバットと軽いバット、マスコットバットなど重いバットで同じ回数ずつバットを振ります。
ちょうどいい重さのバットで体の使い方を覚えるために軽いバットは早いスイングに慣れるため、重いバットではフォームを固めます。
5球連続でボールを打つ早打ちの練習もおススメです。
やり方は、前足を踏み出した状態で構えて、ボールを間をあげずトスしてもらい、5球連続打ちます。バットは降ったらすぐ元の位置に戻します。
慣れたら10球、20球と玉数を増やしていきましょう
体を大きく使う練習
ボールをトスしてもらい、長打を狙ってボールを打ちます。
軸足にしっかりと体重を乗せ、前足が付いたらしっかり下半身を回転させて、肩を開かないようにしっかりフォロースルーまで行います。
手首でバットを押し込む練習
対面になって自分のストライクゾーンのミートポジションに手のひらを置いてもらいます。
実際のミートするときのフォームで手のひらにバットを押し当て、その状態で手のひらを押します。
手のひらを出している人は手のひらをそのミートポジションを維持します。
この練習はミートポジションで一番力が出せているかを確認することができます。
またバットを押しているとき腕の力だけでは全然押せないので、下半身の力も使わなければなりません。
バッティングフォームの中で力の入りどころを確認する練習にもなります。
つぎに、チューブを使った練習もご紹介します。
バットのチューブを巻き付け、チューブの端を持ってもらうか柱などに結びつけます。
ミートポイントでゴムが十分に伸びきる位置で静止し、手首を使ってバットヘッドを水平に動かします。
しっかりとバットを押せるようにリストの筋力アップのための練習です。
まとめ
○ソフトボールで飛距離を伸ばすコツは飛距離を伸ばすコツはスイングを早くすること、むちをしならせるように体を大きく使い、手首でバットを押し込むことである
ご紹介したコツがつかめると、体が小さくてもある程度飛距離を伸ばすことができます。
チームの戦略的にも有利になりますのでご紹介した練習法を参考に、ソフトボールの飛距離アップのコツをつかんでいただければと思います。